こだわり

Kodawari

其の一

競り人の声と共に始まる一日

AM5:00 まだ夜も明けない時間、この魚市場だけは活気に満ち溢れていた。
ひときわ明るい照明のもとに、とれたての海産物が並べられ、その周りを多くの人が囲っている。
その中には真剣な眼差で鮮魚を見つめる代表取締役 末松さんと取締役 萩原さんの姿もあった。

競り人の声が威勢よく鳴り響くと、買い手が一斉に手振りを行い、ぶつかりの真剣勝負が始まった。
素人では目で追うのがやっとの中、競り落とした鮮魚に行橋水産のラベルが貼られていく。

競りも終わり同行した筆者が一息つこうと思っていたところ、鮮度に対してどこの加工会社よりも強いこだわりを見せる行橋水産は、鮮度を保つため競り落とした鮮魚を走って市場内にある加工工場に運んでいた。

其の二

最新鋭の加工機器が並ぶ加工工場

衛生服に着替え、エアシャワーを浴び工場のトビラを開くと、そこには見たこともない沢山の機械が並んでいた。
その機械と共に加工部の方々が熟練した手付きで加工作業を行っている。
事務部の末松さんにお話を聞くと、鮮度保持と品質の統一化を図るために最新鋭の加工機器を使い、ライン作業での鮮魚の加工で効率化とスピード化を実現しているとのこと。

また鮮度だけではなく、エアシャワーや洗浄水などの衛生設備もしっかりと導入されており、お客様に届く商品に対して安全・安心にも取り組んでいた。


其の三

工場からお客様のもとへ

パッケージングされた商品や加工された鮮魚は工場内の冷蔵庫へと運ばれた。
思えば競り落とされた鮮魚が工場に運ばれパッケージングされるまで数分しか経っていない。
驚きを隠せないまま工場の外に出ると、そこには工場の裏口扉に荷台をつけた冷蔵車が止まっていた。
お話を聞くと工場の冷蔵庫とトラックヤードは隣接した作りとなっており、配送する際の温度変化による鮮度低下を防いでいるとのこと。
ドライバーは素早い手付きで冷蔵車に商品を運び、夜が明けて間もない街に向かって冷蔵車は出発していった。
其の四

笑顔の溢れる食卓を目指して

出発した冷蔵車はスーパーだけではなく、飲食店や介護施設など様々な場所へと商品を届けます。届けられた商品はそれぞれの台所で美味しい料理となり食卓に笑顔を生み出します。
その笑顔がきっかけとなり、普段の何気ない会話にも花が咲き、時として人と人を結ぶ事もあります。
『―私達はその笑顔が見られるように皆様へ元気をお届け致します。』
このように代表取締役の末松さんは語ってくれました。


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